かっぱの書棚

ライトノベルの感想などを書きます

妹さえいればいい。 6/平坂読

 

妹さえいればいい。 6 (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。 6 (ガガガ文庫)

 

 評価:★★★★★

 

 

<感想>

カニ公おおおおおおおおおおおおおおおおうおおおおおおおおおお!!!!!

 

最高すぎて賢者状態でお送りしております。

 

告白ひとつで人間関係が一変してしまうほど、彼ら彼女らは子供ではない。けれども、心は確実に変化する。心の変化は物語に新たな潮流を作り出し、登場人物たちを否応なく巻き込んでいく。それとは関係なく、アニメ化という荒波もまた伊月を容赦なく押し流す。さらにはGF文庫にも、新しい作家たちが登場する。新展開、新人、新しい仕事、新しい日常。それはそうとぷりけつは相変わらず千年に一人のケツを持つ少女を追い求めていた。そんな彼にも大きな変化が

 

 

京スキーを自負する僕ではありますが、そんな僕でも目を奪われてしまうのがこの6巻の可児那由多という少女でしょう! もう開幕から暴れっぱなしで

 

ラストはドキドキしっぱなしでした。

近すぎて気づかないことがある。逆に近すぎて気づくことだってある。言わなきゃ伝わらないなんてことは当たり前の話で、だから二人はこの巻でようやく停滞していた一歩を踏み出すことができたんでしょう。二人のこれからがどうなっていくか楽しみですね。……いや、なんかいつも通りな気がしないでもないな。

 

キャラクターはぷりけつくんが最高だった! いや、詳しく言うならぷりけつくんのちんこが最高だった! ほんと平坂読先生はいつものことながらお茶目というか、真面目なドラマを書いてると思いきや不意打ちで章題「ちんこ」みたいなの突っ込んできてくっっっそしょーもない話を書いたりするの最高ですね! はい!