【2020年総括】私的お気に入りラノベ
こんばんは、カッパです。
毎年一年が終わるのが本当に早いですね。歳かなと首を捻る毎日です。
本日は2020年の私的オススメラノベの10選ということで選んできたいと思います。
さらっとね!
青春ラブコメが大好きな人間としては外せない一作かなと。直近で発売した2巻も抜群の面白さで、この面白さって不安定なバランスの上で成立してるのが良いんですよね。耕平の考え方はエゴイスティックで、だからこそ今後如何様にも物語を面白くできるのではないでしょうか。
安心安定の杉井光。この人の音楽描写はなぜこんなにもイチイチ心に響くのだろうか。単純にひとひとつの物語の質もいいし、描写も相変わらずの杉井節全開です。シリーズ物として展開されていくなら今後も過去作の小ネタとかも含めて楽しみ。
新人賞ながら巧みな筆致にアウトローな物語にぐっと胸が締め付けられた一冊。グラフィティという芸術にその身を捧げた少女と聖地を脅かす巨悪の陰謀との衝突の中で交錯する熱い感情のぶつかり合いが魅力的でした。
文句なしの完成度。売れる新人賞はよく出来ていると久しぶりに納得した出来栄えでした。世界最高のスパイと出来損ないたちが絆を深めながら生死が表裏一体の世界で戦い抜いていく姿はこれからも追い続けたいものです。
最後まであきらめない蒼のループへの執着にはやはり心が締め付けられました。
シリーズ続刊としてはおそらく多くの人が納得ではあるでしょうが、やはり千歳くんの4巻だったのかなと思います。
まさか陽がここまで魅力的なヒロインに仕上がってくるとは思いませんでしたし、それ以上になんといっても千歳朔の過去を掘り返して再び立ち向かわせる展開からの熱い流れは落涙必死。
あとは完結シリーズでいえば個人的な性癖にはなるのですが29とJKが大変最後まで楽しく読めたシリーズかなと。
シリーズ開始時はどうせ年の差ラブコメでしょ、はいはい。と舐めていたのですがしっぺかえしを食らったこの作品。最後まで社畜のヤリチンが格好良くて大満足でした。年を取ったからできるようになったこと。できなくなったこと。そういった意味での年の差も見事な描写でとても大好きでした。
あとは青春ブタ野郎ですかね。
やはり大学生になって物語はどうなるだろうという不安はあったのですが相変わらずの青ブタの空気感はどこか落ち着くものがありましたし、それ以上に終わりのない思春期の着地を追いかけたい気持ちでいっぱいです。
そして個人的なベストオブヒロイン賞は以下となります。
いや~~~~もうさ~~~~美濃彩華さあ~~~~~おまえさあ~~~~~好きだわ~~~~~~って感じなんですけど皆さんどうでしょうか。
単純にシリーズとしても「カノうわ」は伸びそうだな売れそうだなって気配はしてるので今後も追いかけながらも美濃彩華の幸せを願いたいと思います。