かっぱの書棚

ライトノベルの感想などを書きます

貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります/鈴木大輔

 

 お気に入り度:☆★★★★

 

 

<感想>

 

 

もし仮に、世の中の人間をふたつに分けるとしたら?

―― 「吸血鬼とそれ以外、だな」

―― 「いいえ。運命の人に出会えるか出会えないか、です」

 

池袋の横町で小さなバーを営む神谷誠一郎は、副業として人知れず吸血鬼ハンターの顔を持つ。ある夜、彼のもとに予期せぬ客が訪れた。 綾瀬真。自称、世界で唯一の「生まれつきの吸血鬼」。 母親の言づてで訪ねてきたという少女を放っておく訳にもいかず、ひとまず迎え入れる誠一郎。 こうして、押しかけ女房気取りの真との不本意な同居生活が始まり、いつしか吸血鬼をめぐる事件へと2人は巻き込まれていく。 【年の差×異種族】禁断のラブストーリー開幕。